予防歯科部門
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将来を見据えた予防処置で
全身の健康維持を
虫歯や歯周病は、初期段階での自覚症状がほとんどありません。違和感や痛みで症状に気づいたときには進行しているケースも多くあります。また、虫歯を治療しても虫歯菌に溶かされた歯が完全に元通りになることはありません。いつまでも健康を維持するには、始めから虫歯や歯周病にならないための「予防」が大切です。
南柏の歯医者「かしわ歯の国総合歯科・矯正歯科本院」では、患者さん一人ひとりの口腔内の状態やライフステージまで考慮したオーダーメイドの予防にあたっています。
患者さんに合わせた
オーダーメイドの予防プログラム
たとえ同じ症状があらわれていたとしても、歯の状態は患者さん一人ひとり異なります。当院では、0歳から100歳以上までの患者さんを想定し、細やかなライフステージまで考慮した「オーダーメイド」の予防をご提供しています。
口腔内環境には個人差が大きく、年代によって起こるリスクも異なってきます。当院では、患者さんのお口の状態だけでなく将来的な健康までを考えて、適切な処置方法をご提案しています。また、妊娠中は口腔内環境が大きく悪化してしまう傾向にあるため、妊婦検診も推奨しています。
お口は食事を摂るための大切な器官であり、体の入り口です。お口を守ることで、全身の健康を守ることにもつながります。当院は各専門分野の医科と連携し、お口から全身の健康をお守りしていきます。その一環として、歯のケアだけではなく血圧測定も行うなど、全身の健康について考えていただける設備を整えています。
専門分野のプロフェッショナルと連携
当院では、各専門分野の歯科医師をはじめ歯科衛生士、食育アドバイザー、医科と連携し、多面的かつ連携した予防体制を整えています。
治療を専門とする歯科医師の視点と、予防を専門とする衛生士の視点、お口から入る食の視点、さらに各医科の視点。それぞれの見解から最適な予防を検討し、患者さんへご提案します。
患者さんの現在だけでなく将来の食事の楽しみや笑顔を守るために、歯科の視点だけではなく広い視野からベストな方法を探り、ご提案できるのが当院の特徴です。
- PICKUP!MFTによる歯並び悪化予防も
行っています -
歯並びが悪くなってしまう原因の一つとして、お口周りの筋肉のバランスが悪いことが挙げられます。実は、発音時や食事の際のお口の使い方次第で歯並びの悪化は予防できる可能性があります。
当院では、お口周りの筋肉のバランスを整えるトレーニング「MFT(筋機能療法)」に対応しています。正しいお口の使い方を学び、トレーニングすることで舌や唇の動きを正常化し、歯や歯並びへの悪影響を防ぐことができます。
MFTによってお子さんの正しいお口の発育を促すことができるほか、矯正治療後の正しい歯並びの維持にもつながります。
適切な予防のための検査
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位相差
顕微鏡患者さんに合わせた予防法を検討するために、お口の中にいる細菌の種類や数を確認するための設備です。患者さんの歯から磨き残しを採取し、専用の顕微鏡で見ることで細菌の詳細を知ることができます。
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唾液検査
患者さんの唾液を採取して調べる検査方法です。唾液には口腔内の細菌が含まれるため、採取することで虫歯や歯周病にかかりやすいタイプかどうか、適切な予防法などが判断できます。
高齢者のお口の機能を
維持する検査
高齢者になるとさまざまな身体機能が低下していきますが、食べ物を咬み砕いたり飲み込んだりするための機能も低下していきます。これを「口腔機能低下症」と言い、進行すると硬いものが食べられなくなり、全身の機能低下にもつながっていきます。
当院では、高齢になってからも健康な口腔を維持していただくために、口腔機能低下症を早期発見して予防するための検査を実施しています。
保険内定期健診なら「か強診」
認定の当院へ
口腔内環境は日々変化しており、予防の際にはその変化を見極めながら行うことが大切です。ただし、「予防」は「治療」とは異なるために保険適用外となっており、患者さんの口腔内環境に合わせた適切な予防は困難でした。
そこで、虫歯や歯周病の重症化を予防するために始まったのが「かかりつけ歯科医院機能強化型歯科診療所(か強診)」です。以前の歯科医院は、虫歯になった歯を削って詰める治療が中心でしたが、虫歯や歯周病を防ぐための治療が重視されるようになってきたのです。
当院は「か強診」に認定されており、保険適用による予防処置が可能です。虫歯や歯周病をしっかり防いで健康な歯を保つために、予防のことなら「か強診」認定の当院にご相談ください。
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)の施設基準届け出数は令和5年8月末現在で12,630件です。(医療介護情報局調べ)。
歯科医院数67,359件に対して約18.7%です。
歯の再石灰化で初期の虫歯を
防げます
歯に残ったプラーク(歯垢)に棲みつく虫歯菌が酸を出すことによって、表面のエナメル質が溶かされていき、歯に穴があいて虫歯になります。穴があく前の虫歯を「初期虫歯」と呼び、この段階であれば、歯を削るなどの治療をせず治すことができます。
お口の中では、歯からエナメル質が溶け出す「脱灰(だっかい)」と、再び歯にカルシウムやリン酸が戻る「再石灰化」がくり返されています。虫歯はこの「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れることで発症しますが、初期虫歯の段階であれば、「再石灰化」を促すことで治癒させることができるのです。
その方法は、歯の再石灰化を促すフッ素を積極的に歯に取り込ませること。歯科医院でフッ素塗布を受けたり、フッ素配合の歯みがき粉を使用したりして、初期虫歯を治しましょう。
80歳で20本の歯を残しましょう
80歳になったときに20本の歯を残すことを目指す「8020運動」をご存じですか? 実は日本では現在、80歳時点での残存歯数の平均は8本。それに対し、歯科先進国であるスウェーデンでは、まさに平均20本という数値が出ています。その差はどこから来るのでしょうか?
この差が生じた理由――、それは定期検診の習慣の有無によるもの。定期検診では、お口の中の変化のチェックや、専門的なクリーニングを行うことで、虫歯・歯周病の発症を防ぐことができます。またもし異変が見つかっても、早期治療が可能になります。
日本で当たり前になっている「悪くなってからの通院」に対し、歯科先進国では「悪くなる前からの予防」が常識であり、それがこの差につながっているのです。あなたも予防に取り組み、80歳で20本の歯を残しませんか?
ご自宅で効果的なケア方法
予防は、ご自宅でも取り組むことができます。こちらでは効果的なセルフケアや、おすすめのデンタルグッズをご紹介します。
ブラッシング
ブラッシングは、次のような正しい方法できちんと行うことが大切です。
【スクラッピング法】 | 【バス法】 | |
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歯ブラシを歯に垂直に当て、小刻みに動かして汚れを落とす方法です。力が強すぎると歯を傷つけてしまうため、やさしくみがきましょう。 |
【バス法】 |
歯ブラシを、歯の付け根に45度の角度で当ててみがく方法です。歯周ポケットに入り込んだ汚れを取り除くことができます。 |
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デンタルフロス
糸状のデンタルケアグッズであり、歯と歯の間を通して汚れを取り除くために用います。糸だけのもの、ホルダーがついているものがありますので、使いやすいほうを選びましょう。
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歯間ブラシ
歯と歯、また歯と歯ぐきの間のすき間に詰まった汚れを取り除く、小さなブラシです。複数のサイズがあるため、ご自分に合ったものを選びましょう。
料金目安
唾液検査 | \1,100(税別:\1,000) |
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0歳から100歳以上までに
対応した安心の歯科診療
南柏の歯医者
「かしわ歯の国総合歯科・矯正歯科本院」